分断型の廊下、段差のある廊下は避けるべき
住まいにおける廊下を家相学では大変重視します。
何故ならば、廊下を流れと把えその廊下の状態を見ることにより、そこにお住まいになっているご家族の健康状態や夫婦、組子、兄弟の人間関係、財運等が判断できるからです。
それほど住まいの廊下にはその家の様々な空間情報が行き交っています。特に古い建物の間取りの場合には、廊下が長く暗い感じになつているケースが多いので、なるべく廊下の照明を明るくし、風通しを良くすることが凶意を避けることになると考えます。
廊下を風の通り、川の流れとみなす点は風水も同様です。
風水では、廊下の気が停滞する家は繁栄しにくく、財運も低下するとしております。
また、気の通りが悪い廊下というものは暗い廊下でもあり、精神的にも物質的にも貧しさを招く凶相といわれています。
これから住まいを計画される場合には、廊下をなるべく短く少な目にされることが吉相住宅のポイントとなり、合理的で使いやすく、各室の温度差の少ない住まいになると思います。
是非、自分なりの工夫をしてみてください。
廊下に対する家相設計の大きなポイントとして、廊下の方向があります。
廊下は前述のとおり、家相風水においては住まいの中の大きな流れとみなされます。
その流れの方向が東西か南北かによって、住む人への影響にも相違があるとされています。
すなわち東西方向の廊下が家の中央付近にある場合には、家の中の部屋が南北に分断されることになり、「夫と妻」、「嫁と姑」といった対等の立場における人間関係の対立を招きやすく、恋愛や嫁談の成就にも支障が出やすいといわれています。
反対に、南北方向の廊下が部屋を東西に分断する場合には、「覿と子」、「主人と使用人」、「上司と部下」、「会社と個人」、「師と弟子」といった上下の関係に起因する対立が起こりやすいといわれております。
以上のような傾向性からみても、家を二分するような分断型の廊下は避けたほうが無難だと考えます。
また、玄関から廊下が家の端まである場合には、悪い気が入りやすく良い気が逃げやすいといった傾向が生じ、部屋と廊下の温度差も大きくなりやすいので、健康面のバランスも崩れやすくなります。
廊下の突き当たりのトイレで、特に玄関からトイレのドアが見えるような場合には、昔から胆石や膀胱炎にかかりやすくなるといわれておりますので、現在がそのような状況の場合には、トイレのドアが直接見えないようにするか、ドアに鏡を貼る等の対処をしていただきたいと思います。
また住まいの廊下に関して言えば、廊下に高低差があるのは、大変危険ですし、家相的にも大凶といわれています。
(どうしても段差が生じる場合には、三段、五段、七段といった奇数段にし、明るすぎるくらいに明るくしてください)
なお、一階の神棚の上に二階の廊下がくるのも大凶となりますので、ご注意ください。

13階段は迷信に過ぎませんが…
ご自身で住まいの間取りを考えられる場合に、一階部分を平面的に考えた後、二階へのつながりとなる階段を考える時点においてはじめて、住まいが立体的空間であることを自覚される方が多いのではないかと思います。
階段は、住まいの中での気の流れが唯一、上下に大きく動く所であり、家相学的には、玄関から廊下・階段へとつながる方位の方向性により、人体における呼吸器や気管支系統の病気との関連性を判断する規準の一つとされています。
すなわち、地相の悪い土地(陽当たり悪く湿気の多い、陰気な土地)で玄関の相構が凶の場合は玄関を入って階段がまっすぐに見えると気の流れが速くなりすぎ、風邪をひきやすくなったり、呼吸器の病気にかかりやすくなったりします。
また階段を流れる気には、湿気や臭気も含まれますので、階段の上り口のすぐ近くのトイレや洛室は避けたほうが無難です。台所も同様です。
次に階段の構造的な問題として、勾配を急勾配にしない点と段板の向こうが透けて見える階段にしない点をあげておきます。
(特に掛蹴階段は住宅の階段には大凶といわれており、不慮の事故や事業不板に見舞われる傾向が大きいので、薄い板または厚紙等を段板の
奥側に縦に付けて置かれるほうが賢明です。)
階段は建物内での事故が大変起こりやすい所でもあり、家相学的にみても吉相の階段とは(方位の吉凶を除くと)安全性の高い階段が最良であると思います。
ここで階段の家相方位上のポイントを簡単に記しておきます。
@階段を上りきった所が家の中心になってしまう中央階段を避ける。
(万一の火災時には階段が煙突の役目をしてしまうので、家の中央付近が階段の場合には逃げ遅れる可能性が高くなり、危険度も増すといった戒めの意味もあり、昔から中央階段は凶といわれている。)
また、一家の主人に金銭面や健康面の障害が出やすく、それに伴う家族の苦労が生まれやすいといわれています。
特に階段と吹抜けが家の中央にある場合には、投機的な事やギヤンブルには絶対手を出さないといった強い意志カを持たないと命取りになりかねないので要注意です。
A鬼門方位の階段は相続や後躯者の問題が発生しやすいので、なるべくなら避けてください。
(特に資産家の方にとっては相続に関する凶作用が強く働くといわれている)
B玄関を入ってすぐの直線(てっぼう)階段は避けましょう。
(特に子どもがいる家庭の場合、二階へすぐに上がることができ自室にこもりやすくなるので、親子の断絶を生じやすくなります。)
C真南方位及び真西方位の階段は避けてください。
(真南は万事急変の相となり、契約事の突然の解約、縁談の破談等を招きやすく、真西はお金の出入りが激しくなり、遊行費が増える傾向が出やすいといわれています。)
D階段の一部が必ず家の外側に接するようにし、採光を工夫し、なるべく明るくする。
(階段の側板は丈夫な筋違の役目もし、外側のほうが有効。明るい階段は安全性も増し吉相となる。)
E迷信であっても気にしやすい人の場合には、13階段は避けるのも良いでしょう。
(絞首刑の死刑台を連想させるため。) |